おばあちゃん子だったから、遺体の近くに寝て、お線香の寝ずの番をしたのは良かったなと思ったよ

表向きはいろんな理由があるらしいけど、実際、夜通しお線香を炊くのは、遺体の匂い消しの為に始まったのかなと思った
それと線香の煙を漂わせていると、ばあちゃんの魂が空間をさまよった時、ゆらぎとして見えるんじゃないかとほのかな期待もあった

よくわからん儀式も、最初は誰かにとって何かの意味があったんだろうね