0001しじみ ★
2019/02/12(火) 13:05:00.29ID:tV2QACSP9皮膚炎の症状が出るマウスはこれまでもつくられていたが、発症にアレルギー誘発剤が必要になったり、皮膚炎が出てもかきむしる行動が伴わなかったりするなど、人間のアトピー性皮膚炎との違いが大きかった。「Ikk2」という酵素を全身の表皮で欠損させるとアトピー性皮膚炎に近い症状になるが、2週間ほどしか生きられず、研究には使いにくかった。
そこで佐賀大医学部の布村聡准教授らは、Ikk2を顔面の表皮の内側の組織に限って欠損させる手法を開発。生まれたマウスは顔だけに皮膚炎を自然発症し、かきむしる行動を示した。表皮が厚くなるなどアトピー性皮膚炎に特徴的な現象も見られた。寿命は、ふつうのマウスと大差なかった。
布村准教授は「難治性のアトピー性皮膚炎に近い症状のマウスができた。新薬の効果や、既存の薬の組み合わせの効果の研究に活用できる」と話した。
https://amd.c.yimg.jp/im_siggz.q3pUkUkoegBrVaC31SjQ---x400-y225-q90-exp3h-pril/amd/20190212-00000019-asahi-000-1-view.jpg
朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM104Q43M10TTHB00Q.html