2月11日午後、北海道札幌市の住宅の駐車場で、車に油性ペンで落書きしたとして、住所不定無職の40歳の男が逮捕されました。

2月11日、器物損壊の疑いで逮捕されたのは、住所不定無職の40歳の男です。

男は11日午後7時55分ごろ、札幌市西区八軒1条東1丁目の住宅の駐車場で、止めてあった乗用車の助手席側後部座席のドアに黒の油性ペンで落書きをした疑いが持たれています。

車には直径15センチほどのマル印の中にSと書かれていて、男のイニシャルだということです。

警察によりますと男は車の所有者と面識がなく、事件当時は別の罪で刑務所から出所した直後で、犯行後まもなく自首しました。調べに対し男は、「刑務所に入りたくてやった。犯罪を犯せば住むところも食べるものももらえると思った」などと容疑を認めています。
 
11日午後8時の札幌市の気温は氷点下5.6度で、7日連続の真冬日を記録していて、警察は刑務所に戻ろうとわざと自分の名前を残したとみて、詳しく事情を聞いています。

2019年2月12日20:30
北海道ニュースUHB
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