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“海外移植手術に支援を” 難病の女子高校生 両親が呼びかけ
2019年2月12日 20時37分医療

全身に十分な血液を送れなくなる難病と診断された、相模原市の高校生の両親が12日会見を開き、海外で移植手術を受けるための支援を求めました。

12日、相模原市役所で会見をしたのは、神奈川県立相模原高校1年生の田村真子さん(16)の両親や主治医、それに同級生などの支援者です。

会見では、田村さんが中学1年生のときに、国が指定する難病で全身に十分な血液を送れなくなる「肺動脈性肺高血圧症」と診断され、現在は症状の悪化により入院中で両方の肺を移植するしか治療法が残されていないことを説明しました。

国内で提供を待つのは時間的に厳しいことから、アメリカでの移植手術を希望していますが、手術や渡航などの費用に1億9000万円が必要なため、募金活動を始めたということで広く支援を求めました。

真子さんと同じ病気で治療を受けている母親の久視子さんは、「私は発症が遅かったが、真子にも楽しい思い出をたくさん作ってもらいたい。身勝手なお願いだと思いますが真子に未来を与えてください」と呼びかけました。

同級生の男子生徒は「田村さんはいつも笑顔でいる強い人で、僕たちも何かしたいと考えました。支援をよろしくお願いします」と訴えていました。

支援団体では「まこちゃんを救う会」のホームページを立ち上げ募金活動を進めていくということです。
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