◆ 広島の猫駅長・りょうま死ぬ 豪雨被災の芸備線復興待ち続け 14日に献花台設置

西日本豪雨で一部運休となったJR芸備線の志和口(しわぐち)駅(広島市安佐北区)の猫駅長「りょうま」(推定14歳)が12日夕、死んだ。
住民団体「りょうまを見守る会」は14日午前10〜11時、同駅に献花台を設置し、最後の別れをする。

2010年に同駅に現れ、13年から非公認駅長に。
客足が途絶えた駅で乗客が戻るのと芸備線の復興を待っていたが、昨年末に体調を崩して先月末に広島市の動物病院に入院。

今月10日に退院し、駅や「見守る会」事務局長の中原英起さん方で療養していた。
中原さんによると、10日に駅の周囲を一周するなど元気な様子だったが、12日早朝に急変。

動物病院で治療を受け、駅に帰って間もなく死んだという。
中原さんは「駅の復興を見届けてほしかった」と涙ぐんだ。

(写真)JR芸備線志和口駅周辺で乗客を迎えていたころのりょうま=広島市安佐北区白木町で2015年9月18日
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毎日新聞 2019/2/12(火) 21:44
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