レーザータトゥガン

 この人間を奴隷のように管理してしまうものが使われる時は、まず国民ひとりひとりに国家から番号を付けられ、
あらゆる分野でその番号が使用され、コンピューターに登録されてデータベースとして保存され始めた頃でしょう。
民間分野でも、銀行関係、カード関係、医療関係、
そして航空チケットやホテルの宿泊など様々な業界でその番号が義務づけられることになります。

給料からから買い物リストまでが、一枚のカードで管理されてしまい、このカードがないとなんの売り買いも出来なくされてしまいます。

 台帳ネットワーク案にある、「住民基本台帳カード」にはICチップが内臓されているために、すぐに利用が可能となります。
アメリカのドレクスラ・テクノロジー社によって開発されたレーザーカードは、
一枚のカードで百科事典並みの情報を入力することができ、たった一枚のカードがその人間を語ることになります。
しかし、今でさえカードの紛失や盗難などで、カード犯罪は増加しているのに、なぜあえて「カード」なのでしょうか?ここに最大の落とし穴があります。
このままカード社会が進んでしまうと、

犯罪防止を全面に押し出して、カードと同じ機能を人間の体に入力しようとするようになるでしょう。

 1997年5月に、歌手の安室奈美恵が20歳を迎える記念に、自分の生年月日のバーコードを右手に入れ墨をして話題を呼んでいました。
これをきっかけに若者の間に入れ墨が流行して、これによって入れ墨の悪いイメージが薄らいで、最新のトレンドとなりました。
その入れ墨がさらに高度になり、目に見えないように体に刻印でき、カードの代用になるようにその機械はすでに開発されています。