ホーネットを自沈処分しようとしたアメリカ駆逐艦は魚雷を8本発射し、全弾命中コース
に乗っていたにもかかわらず爆発したのは1本だけだった。これによってアメリカの魚雷
の信管動作不良が明らかとなった。
ホーネット沈没の一ヶ月後、戦艦比叡が第三次ソロモン海戦で被弾、舵故障でグルグル回
るだけのところをアメリカ水雷戦隊の統制雷撃を受けたが、発射された40本の魚雷はすべ
て船底を潜り抜けて一本も命中しなかった。