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米FBI、10大最重要指名手配犯のひとりを射殺
2019.02.14 Thu posted at 17:10 JST


(CNN) 米連邦捜査局(FBI)は14日までに、10大最重要指名手配犯のひとり、グレッグ・アリン・カールソン容疑者をノースカロライナ州で13日に射殺したと発表した。容疑者はカリフォルニア州ロサンゼルスで複数件の性的暴行に及んだ疑いが持たれていた。

FBIノースカロライナ支局によると、射殺現場は同州アペックスのホテル。地元の警官がホテルの駐車場で、カールソン容疑者とのつながりが指摘される車両を発見した。捜査員がホテルの部屋に立ち入ったところ争いになり、容疑者の殺害に至ったという。

カールソン容疑者は2017年7月13日、ロサンゼルスで強盗に入った際、武器を使用して性的暴行を試みた疑い。強盗や強姦目的の暴行、殺傷力のある武器による暴行の容疑で逮捕状が出た。

またロサンゼルス警察によると、DNA検査の結果、03年に起きた他の2件の暴行についてもカールソン容疑者の関与が疑われるようになった。

容疑者は17年9月に身柄を拘束されたものの保釈され、サウスカロライナ州マウントプレザントに逃亡。拳銃とレンタカー、現金を盗んで州外に逃れ、アラバマ州の高速道路で警察を振り切った。その後は同年11月にフロリダ州の2都市で目撃されていた。

10大最重要指名手配犯のひとり、グレッグ・アリン・カールソン容疑者が射殺された/FBI/AP
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