3月に開催されるフィギュアスケート世界選手権での完全復活が期待される羽生結弦選手。
昨年4月に行われた平昌五輪優勝パレードでは余剰金2200万円が発生し、
羽生選手の意向で、スケート振興のため宮城県スケート連盟に贈られることが昨年12月に発表されている。
また、昨年全国7カ所で開催された写真展の収益のうち4278万円を、
羽生選手側の意向で東日本大震災の被災地である岩手、宮城、福島の3県や、
全国の被災者支援のために寄付されている。
羽生選手はこれまでにも、五輪の功労賞金やお祝い金なども被災地の支援に充ててきており、
マザーリンクである仙台のスケートリンクの改修や、送迎用バスを寄贈するなどで、
その総額はなんと1億円を超えていると言われている。
「羽生選手がサイトのインタビューで答えているのですが、
羽生選手の中には『幸せを自分のためだけに使わない』というマイルールがあるそうなんです。
逆境と幸福がジェットコースターのように繰り返しやってくる人生の中、
羽生選手は多くの人に支えられているという思いを強く持っており、
だからこそ自分にやってきた幸せはみんなで分かち合いたいと考えるそうなのです」(女性誌記者)
お金の面ばかりに目がいきがちだが、羽生選手の気遣いや優しさから生まれる「神対応」に幸せを感じた人もいるだろう。
昔から「お福分け」という言葉あるように、羽生選手の考え、行動は、ゆかしい日本人としてのあり方につながると言えるかもしれない。