音声テープや写真などの証拠があると、それが絶対真実であると思ってしまいがちだが、これはかなり注意が必要である。

私も音声テープを聞かせてもらったが、すこし違和感を感じた。

まず、いじめられっ子が担任や教頭先生にどうどうと反論している点である。
たいてい、いじめられっ子はおとなしく自己主張ができない子が多い。
担任だけならともかく、教頭先生にたいしても怖じ気づかずに自己主張が出来る子が
いじめられっ子でいられるだろうか。

それと、3年前のできごとである点である。こういう出来事で一番真実をしっているのは同級生である。3年経てば、同級生はみな中学生となり現場の小学校にはいなく
なっている。なぜ3年たって録音テープが出現したのだろうか?

この音声テープだけを聞いて、判断するのは早計ではないだろうか?
この音声テープ以外にもかならず、テープは存在するはず。それを聞いてからでも
教師を批判しるのは遅くはないのでは。