部活動の合宿中にホテルの自室に女子生徒を呼び出してわいせつな行為をしたとして、静岡県教育委員会は18日、県東部の県立高校に勤める50代の男性教諭を懲戒免職処分にした。

 県教委の説明によると元教諭は昨年1月から10月にかけて、部活動顧問として合宿や大会に参加した際、特定の女子生徒1人をホテルの自室に呼び出し、マンツーマンで身体を触っての不適切な指導を行うとともに、指導に乗じてわいせつな行為を行った。女子生徒は嫌悪感を持っていたというが、師弟の関係でもあり、わいせつな行為を拒絶したり保護者や学校などに訴えることができなかったという。この女子生徒に対するマンツーマンの指導が頻繁であることに疑念を抱いた第三者から通報があり、発覚した。

 元教諭は「教育の場を汚して信用を失墜させ、生徒や保護者、学校に迷惑を掛けて申し訳ない」と話しているという。

2019年2月18日 16時28分
産経新聞
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