0001プティフランスパン ★
2019/02/18(月) 17:27:12.35ID:xW/0sTc79https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20190217/1070005488.html
ユネスコの無形文化遺産に登録されている結城つむぎの制作に半世紀近くにわたって取り組む女性の作品展が水戸市で開かれています。
会場には、茨城県那珂市に住む結城つむぎ作家 十河慶子さんが制作した着物など9点が展示されています。
このうち、「月夕」という着物は、植物の藍を使って糸の染め方に濃淡をつけ、いくつもの月の模様をあしらった、高い技術を感じさせる作品です。
「藍地斜霰間道」と名付けられた着物は、縦の線と斜めの線が交差し、幾何学的な格子状に見えるデザインが特徴です。
結城市や隣の栃木県小山市などを中心に生産される結城つむぎは、一般的にはデザインや糸の染色、それに機織りなどを分業で行いますが、十河さんはすべて1人で制作し、化学染料に頼らずに藍で染めているということです。
水戸市の60代の女性は「とてもきれいで細かくて感動しました。伝統を絶やすことなくつないでいってもらいたいです」と話していました。
この作品展は、来月30日まで水戸市の常陽藝文センターで開かれています。