産經新聞 2019.2.18 18:00
https://www.sankei.com/affairs/news/190218/afr1902180025-n1.html

 国際郵便でコカイン約990グラム(約2000万円相当)を密輸したとして、愛知県警は麻薬取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで、
いずれもブラジル国籍の無職、オオノ・ジュリアナ・アヤミ容疑者(32)=同県豊橋市=ら男女2人を逮捕した。
名古屋税関は15日、関税法違反の疑いで名古屋地検に告発した。

 県警によると、郵便の宛先は一緒に逮捕されたオオノ容疑者の知人の住所だった。
オオノ容疑者は容疑を認め、
「報酬をもらう見返りに外国に住む友人に頼まれ、知人に受け取りを依頼した」と供述している。

 コカインは袋に入れてショルダーバッグやパソコンケースの内張りに縫い付けられ、衣類として申告されていた。

 2人の逮捕容疑は共謀して昨年12月30日、国際郵便を使って、ペルーから成田空港に販売目的でコカイン約990グラムを輸入したとしている。
郵便は中部空港に転送され、今年1月1日に名古屋税関が検査で発見した。

◇ 名古屋税関が押収したコカインなど=18日午後、名古屋市
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