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きょう都議会開会 旧築地市場の再開発方針も焦点に
2019年2月20日 4時51分豊洲市場問題

東京都議会の定例会は20日、開会します。都議会では旧築地市場の再開発方針の素案に小池知事の当初の考えが盛り込まれていないことに対し、説明を求める声があがっていることから、小池知事が都議会の理解を得られる説明をできるかが、注目されます。

東京都議会の定例会は20日に開会し、新年度予算案や条例案などの審議が始まります。

今回の定例会の焦点の1つは、中央区にある旧築地市場の再開発をめぐる方針です。

小池知事はおととし、旧築地市場の跡地について、卸売市場の機能を確保しながら食をテーマとする拠点として整備する方針を示しましたが、都は先月、大規模な国際会議場を中核にした再開発を行うとする素案をまとめ、当初の考えは盛り込まれていません。

これについて都議会の自民党や共産党など6つの会派は「方針変更のいきさつについて説明責任を果たすべきだ」などとして、定例会で小池知事に一問一答で詳しく質問できる場を設けるよう、求めています。

一方、最大会派の都民ファーストの会や公明党は、質問の機会はほかにもあるなどとして、新たな場は必要ないとしています。

小池知事が、今回の定例会で旧築地市場の再開発について都議会の理解を得られる説明をできるかが、注目されます。