本州付近を通過した低気圧が暖かい空気を運び込んだ影響で、東海地方は20日、気温が上昇し、各地で4月上〜下旬並みの最高気温を観測した。名古屋駅周辺では上着を手に歩く人が目立つなど、春を思わせる一日となった。

名古屋地方気象台によると、各地の最高気温は三重県尾鷲市で21.1度、同県熊野市で20.1度になったのをはじめ、名古屋市17.8度▽岐阜市16.7度――などとなり、47観測地点中、42地点で今年一番の暖かさとなった。

21日の東海地方は高気圧に覆われて晴れ、気温は平年よりやや高くなる見込み。22日午後からは雨雲が入り込むという。【川瀬慎一朗】

毎日新聞2019年2月20日 19時02分(最終更新 2月20日 19時03分)
https://mainichi.jp/articles/20190220/k00/00m/040/169000c
https://cdn.mainichi.jp/vol1/2019/02/20/20190220k0000m040168000p/0c8.jpg