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2019/02/20(水) 19:45:46.00ID:roq5zvlU9緊急情報素早く伝えるには? 岩手大生が新システムを開発
2019年2月20日 17時57分
防災ラジオと家庭の電化製品を組み合わせて、災害などの緊急時に危険が迫っていることを広く伝えるシステムの初めての実証実験が、盛岡市で行われました。
新たなシステムには、国からの緊急情報「Jアラート」や、自治体からの避難の呼びかけなどを受信すると自動的に起動して情報を流す「防災ラジオ」が活用されます。
20日は、午前11時から「Jアラート」の訓練が全国一斉に行われたのに合わせ、より広い範囲に情報を伝える実証実験が行われました。
実験では、特殊な発信器を新たに取り付けた防災ラジオが起動すると、テレビが受信して自動で電源が入りました。また、耳が不自由な人にも伝わるように照明も点滅しました。
防災ラジオは、盛岡市内では主に公民館に置かれ、ほとんどの家庭にはありませんが、開発した岩手大学理工学部の学生によりますと、将来的には半径1キロ内の家庭にあるテレビなどと連動させ、情報を伝えることも可能になるということです。
開発チームのひとり、岩手大学大学院2年の高橋信貴さん(26)は「実験が成功して安心しました。目や耳の不自由な方にも命の危険が迫っている情報を伝えることに役立つと思うので、さらに研究を進めたい」と話していました。