JR西日本は20日、拡張現実(AR)を活用した道案内サービスを3月末から大阪駅周辺で始めると発表した。
スマートフォン(スマホ)で専用のアプリをダウンロードすると、ルートが画面に表示される。
英語や中国語のほか韓国語にも対応し、訪日観光客などの移動の利便性を高める。

パナソニックシステムソリューションズジャパンの技術を採用した。
大阪駅や大阪ステーションシティ(大阪市)内の9カ所に設置された専用端末から発信される光をスマホで受信すると、自動で位置情報などが取得できる。
スマホの画面には主要な商業施設など33カ所が表示され、目的地を選択すると案内が始まる仕組みだ。

全地球測位システム(GPS)の電波が届きにくい地下でも、目的地までのルートを案内しやすくなるという。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41515950Q9A220C1LKA000/
2019/2/20 19:19