日本軍による、八甲田山雪中行軍訓練。

これ〜 "人体実験" でしょ。
極寒の雪中環境で、歩兵がどの程度まで使えるか?
大本営は、そのデータが欲しかった。
だから名目上、訓練としながらも、また、
明らかに自殺行為であると気づいたにもかかわらず、
訓練を中止せず徹底的に続行した。
全滅でも良い、要するにデータが欲しかった。

極寒雪中で、人力で何kmまで進軍できるのか?
どの地点までなら戦闘可能な状態であるか?
部隊損失損耗は、時間と距離でどの程度か?

こういう極秘事項は部隊長がかろうじて知ってるかどうか?というレベル。

"八甲田山雪中行軍"は不慮の事故として処理されているが、
実態は、”極寒雪中という劣悪環境での歩兵の行動限界を知るためのデータとり”
いわゆる "人体実験" にほかならないのである。