電力大手の4月の家庭向け電気料金の見通しが20日分かった。全10社が3月に比べ値下げとなる。火力発電の燃料として使う液化天然ガス(LNG)や石炭の価格下落を反映する。LNGを原料とする大手都市ガス4社も料金を下げる。

 標準的な家庭の月額の下げ幅は、沖縄電力の月112円程度が最大。北海道電力が96円、四国電力が59円、中国電力が55円、東京電力が54円と続いた。北陸電力は52円、九州電力は40円、東北電力は39円、中部電力は18円、関西電力は12円それぞれ値下げする。

2019.2.20 20:38|
産経新聞
https://www.sankei.com/economy/news/190220/ecn1902200033-n1.html