気象情報会社「ウェザーニューズ」(千葉市)は20日、関東全域を含む1都14県でスギ花粉の飛散が本格化したと発表した。2月中旬から暖かい日が続いた影響だといい、東京都は昨年より14日、平年より5日早い18日に本格化したという。

 同社によると、今年の花粉飛散量は、前年比で群馬県6・83倍、神奈川県5・64倍、東京都4・26倍、長崎県3・13倍などと予想され、全国的に前年を大きく上回る見通し。

 関東以外で花粉飛散が本格化したのは、静岡、愛媛、山口、福岡、佐賀、長崎、大分、熊本の8県。スギ花粉の飛散ピークは東日本や西日本で3月中旬まで続くといい、東北でも3月に入ると花粉の飛散が始まるとみられる。

2019年02月21日 15時04分 読売新聞
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12213-20190221-50244/