毎日新聞 2019年2月22日 21時04分(最終更新 2月22日 21時05分)


 大阪府警などでつくる「G20大阪サミット交通総量抑制連絡会」は22日、6月28、29日に大阪市で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせ、27〜30日の4日間は市内で自家用車の利用自粛を求めることを確認した。交通規制による渋滞が予想されるため、交通総量の半減を目指す。

 自家用車の自粛のほか、業務用の車両は、ナンバープレートの末尾が奇数の車は28、30日、偶数の車は27、29日の利用をそれぞれ控えるよう求める。

 G20は大阪湾の人工島・咲洲(さきしま)の国際展示場「インテックス大阪」(大阪市住之江区)が会場で、要人らが移動する際に、高速道路や一般道で大規模な交通規制が実施される。府は同27、28日、全府立学校を休校にすることを決めている。

 松井一郎知事は報道陣に「G20の成功に向けてできるだけ公共交通機関での移動をお願いしたい」と述べた。【津久井達】

https://mainichi.jp/articles/20190222/k00/00m/040/292000c