>>313
反証の実験はこの記事がよくまとまってる

https://www.m3.com/open/iryoIshin/article/639105/

 黒崎氏は(1)生唾測定実験、(2)乳頭舐め実験、(3)乳頭触診実験、(4)指先DNA量検証実験、(5)飛沫測定実験――を行っている。

 生唾測定実験では、男性外科医の唾液を3回採取し、1カ月にDNA量を測定。0.555ng/μLから5.053ng/μLまで定量値に大きなばらつきがあった。

 乳頭舐め実験では、男性外科医がベッドに横たわる4人のモデル女性の左乳首を5分間舐め、モデル女性が2時間半横たわったのち、付着物を採取した。DNA量は0.005 ng/μLから0.122 ng/μLだった。

 乳頭触診実験では、男性外科医がベッドに横たわる3人のモデル女性の左乳首を5分間触診し、モデル女性が2時間半横たわったのち、付着物を採取した。DNA量は0.005 ng/μLから0.087 ng/μLだった。

 指先DNA量検証実験では、男性外科医が3本の指で濡らしたガーゼを揉み、付着物を採取した。2回行われており、最初はDNA量が0.101 ng/μLと11.152 ng/μLと大きなばらつきがあった。
2回目は抜き打ちで黒崎氏が男性外科医の勤務先の診察室を訪問し、説明をしてその場で試験を行った。説明の様子は撮影しており、法廷で上映した。DNA量は0.082 ng/μLから13.373 ng/μLと大きなばらつきが見られた。いずれも1時間でアミラーゼ反応の陽性反応が確認された。

 飛沫測定試験では9枚のガラスの上で、男性外科医が2分26秒間、術前説明を行った。5センチ四方ごとにガーゼで拭き取り付着物を採取した。
肉眼で確認できる飛沫はなかったが、最大で0.002 ng/μLがあった。