これとかも

>>443
■「乳首をしゃぶった」「マスターベーションした」は術後せん妄による幻覚

・看護師らが語るA氏の状態は術後せん妄を裏付ける。
6−7回のナースコールや15分ごとのバイタルチェック、「ふざけんな、ぶっ殺してやる」との発言、
フロア中に響き渡る大声で叫ぶ――などをA氏は記憶していない。

・A氏、その母の証言も術後せん妄を裏付ける。
A氏は弁護人の反対尋問に対して「麻酔が効いていたので、眠りました」と説明した 。
乳首を吸われたという認識は、覚醒が不完全な段階での認識であることをA自身が認めているということ。

・A氏は「男性外科医が右の衣服をめくって、ああ、傷口を確認しているんだと思ったら、
すぐに左側の衣服をめくって、その後に違和感が走りました」と証言をしているが、
手術着は左前で、右腰外側と左腰内側を紐で結わくもの。右胸を先に露出させることはできない。

・A氏の証言の通りだとすれば、母親がカーテンを隔てただけの足元付近にいる状態で、
男性外科医はA氏の術衣を片手でつまんで胸をはだけさせながら、もう一方の手を手術内着のズボンに突っ込んで、
「変な息遣い」をしながらマスターベーションをしていたということになる。

・手術内着のズボンは紐で止めるタイプで手が入らない。紐を緩めたらズボンが落ちる。

・感染リスクがあり、外科手術直後の患者の皮膚に医師が唇をつけるなどというのはあり得ない。

・A氏の証言には誇張や不自然な変遷が多い。捜査段階では舐められた時間を一貫して5分と言い続けていた。
公判では「1分以上5分未満」となった。
当時の病室の状況や人々の出入り状況から考えて、5分間も乳首を舐めたり吸ったりするというのは不自然。
そのことに気づいたA氏は供述を変遷させた。