0001僕らなら ★
2019/02/23(土) 14:16:14.32ID:Ju08+/Mq9「2億300万円、落札」−。昨年10月、広島県三原市で開かれたニシキゴイのオークション。中国人の愛好家が提示した過去最高の金額に、会場に詰め掛けた内外のバイヤーからどよめきの声が上がった。2億円は異例の高値だが、最近は品評会で優勝したニシキゴイを海外の富裕層が1匹数千万円で購入するケースも珍しくないという。
全日本錦鯉振興会(新潟県小千谷市)が毎年開催する品評会では、直近5回のうち、中国人オーナーが日本で買い付け、出品したニシキゴイが4回優勝している。
ニシキゴイは日本原産の観賞魚で、新潟県が発祥。かつては多くの日本人が飼っていたが、都市部を中心に地価上昇で池を作る場所の確保が難しくなり、下火となった。
代わって増えたのが海外勢だ。2018年の輸出額は15年前の3倍となる43億円。欧米に加え、近年は中国や香港、タイなどアジア向けが急増している。振興会の平沢久司理事長は「日本で購入し、そのまま日本の業者に飼育を委託する中国人も多い」ようで、輸出に委託分も加えた海外需要は「100億円規模」と話す。
一方、中国では日本から輸入したニシキゴイを繁殖させ、販売する業者も増えているという。中国産のニシキゴイの流通が増えれば「日本の輸出に影響を与えかねない」(平沢理事長)と警戒する声も出始めている。(2019/02/23-13:05)
過去最高の約2億円で落札されたニシキゴイ(月刊錦鯉提供)
https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/20190223at01S_p.jpg
過去最高額で落札されたニシキゴイに群がる海外のバイヤーら(月刊錦鯉提供)
https://www.jiji.com/news2/kiji_photos/20190223at02S_p.jpg
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019022300195&g=soc