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神道の氏神や神話は儒教等の先祖霊信仰に近いが、黄泉の国や物理世界から切り離された霊存在があるため霊智主義(グノーシス派、新プラトン、その他)か霊能主義(宗教に分類できないオカルト) のいずれかに分類可能となる

18世紀後半から19世紀にかけての無神論の流れは今とは比較にならない。きちんと統計をとっていたら現在よりはるかにキリスト教に対して逆風がふいていただろう(イスラム、仏教では科学的知見が弱くおおむね無風)
キリスト教の神は物理と一体でもあるため、物理世界から独立した霊智を重んじるグノーシス主義系の宗教と比べて科学から批判を直接受けたからだ

「神(物理+高度技術者)」がキリスト教主流派だとすると、「神仏(物理から切り離された霊)」が他宗教とする事ができる
さらに位格的結合はキリストの自律的存在(=神の部分)と人間存在という公式を導出するため、キリスト教であっても三位一体論を支持しない宗派は霊知的だと言える

試練を受けたキリスト教に対して神道や二元論(地獄とか天界とか物理世界以外の世界に高位の真実があるという意味で似ているので多元論も含める)の
宗教の神仏は非物理の霊体であるため科学者からの批判を受けずにすんだ(逆に言えば迷信として完全に無視されている)。そのため霊能力者、霊能師の類がいまだに現れたり、まともな学術的考察ができない混沌状態にある