>>415

20世紀には司祭であるルメートルが提唱したビッグバン理論が受け入れられ、物理学・生物学の知見を受けたことで、トールキンの指輪物語やC.S.ルイスが描くような神・高位存在が科学者・技術者(ヴァラール、オヤサラ、エルディア)であるといったイメージが拡散され
ラブクラフトのように潔くエイリアン(旧神)にしてしまう者が増えた

高度な科学技術を持つ物理神は唯物論の観点から見ても高度な技術を持ち、ビッグバン以前の太古から存在する宇宙人・未来人という設定は比較的受け入れられやすいコンセプトとなり
批判者である史的唯物論・ニューアカが反科学・反合理主義でタコツボ化した泡沫勢力に弱小化した状況では、まだ伸びしろの余地さえある

科学の進展は長い目で見れば、キリスト教が宗教として漸進・成長するためには必要な過程だったと言える。それに比べ神道は原始宗教の中でも教義が劣るインディアンの古老が語るような粗雑な神話と言える