268グラムで生まれた男児退院 3キロ超に、自力で母乳も

 慶応大は26日、同大病院で昨年8月に268グラムで生まれた
東京都の男児が、自分の力で母乳を飲むことができるようになるまで
成長し、20日に退院したと発表した。退院時の体重は3238グラムで、
大きな合併症もない。元気に退院した男児としては、世界最小という。

 体重千グラム未満で生まれる超低出生体重児の救命率は
日本で約9割だが、300グラム未満の救命率は低く、特に男児は難しい。
担当医の有光威志・慶応大助教は「小さく生まれた赤ちゃんでも元気に
退院できることを知ってほしい」と話している。


一般社団法人共同通信社(2019/2/26 19:12)
https://this.kiji.is/473050186302440545?c=39546741839462401

生後5日目の男児=慶応大病院(同大提供)
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