名古屋市東区の市の体育館で、26日、50代の女性がバレーボールの練習をしていたところ、床板の一部がめくれて足に刺さりました。
市は、市内のすべてのスポーツセンターの体育館を緊急に点検するとともに、原因を調べています。

26日午前10時すぎ、「名古屋市東スポーツセンター」の体育館で、バレーボールの練習をしていた50代の女性が、滑り込んだ際に、床板の一部がめくれて右足に刺さりました。
刺さったのは長さ15センチ、幅が、最も大きい部分で3センチの、三角すいの形をした木片で、女性は病院に入院しましたが、命に別状はないということです。
名古屋市によりますと、26日の開館前の点検では異常は見当たらなかったということです。
市は、体育館の床を修繕するとともに、市内のすべてのスポーツセンターの体育館を緊急に点検し、床板の傷んでいる所にテープを貼るなどの対応をしたということです。
名古屋市教育委員会スポーツ振興課は「利用した人がけがをすることになり大変申し訳ない。損傷の原因を調査し再発防止に努める」としています。

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20190226/0003478.html