在来野菜「米青葉」を特産品に
(おきなわ県)

*ソース元にニュース画像あり*

http://www3.nhk.or.jp/lnews/okinawa/20190227/5090005891.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

かつて本島北部で栽培されていた「米青葉」と呼ばれる野菜を新たな特産品にしようと
本部町は、26日、町役場で苗の譲渡式を行いました。

「米青葉」はレタスのような味で炒めると米の香りがする沖縄の在来野菜で、
戦前まで本島北部で栽培されていましたが、その後、農家が減少し、今ではほとんど市場に流通していません。
本部町は、この「米青葉」を再び普及させて新たな町の特産品にしようと、町役場で苗の譲渡式を行いました。

式では、苗を栽培している名護市の県立北部農林高校の生徒から10センチほどに育った苗、
およそ400本が地元の農家などへ手渡されました。
このあと、「米青葉」を使ったサラダや炒め物など7品の料理が出され、
参加者は、ふだん味わえない食感や香りを楽しんでいました。

試食した男性は、「苦みもありますが、ぴりっとしてとてもおいしい」と話していました。
町によりますと、今後、町内の10の農家が栽培を始めるということです。

本部町産業振興課の安里孝夫課長は、
「葉野菜の供給が少なくなる夏場でも栽培でき、害虫被害も少ないのが強みだ。
今後、『米青葉』の一大産地となるよう町も支援していきたい」
と話していました。

02/27 10:43