02月27日 17時59分

八戸市の男性職員が、アルコールと一緒に服用することが禁止されている薬を、酒と一緒に飲んで車を運転したとして、市から停職5か月の懲戒処分を受けました。

懲戒処分を受けたのは、八戸市の市長事務部局に所属する49歳の課長補佐級の男性職員です。

八戸市によりますと、男性職員は去年6月18日の午前9時ごろ、乗用車を運転して出勤する途中、八戸市南郷の国道で対向車に接触する事故を起こしました。

男性職員が運転する車は、この直後に勤務先の駐車場に止まっていた車にもぶつかり、警察が調べたところ、男性職員から、基準値を超えるアルコールが検出されました。

さらに警察が調べたところ、男性職員は、前日の深夜から当日未明にかけてビールや日本酒を飲み、アルコールと一緒に服用することが禁止されている持病の薬を飲んで就寝していたということです。

男性職員は、酒を飲んだ上、薬が効いて正常な運転ができない状態で車を運転したとして、酒気帯び運転と過労運転の疑いで書類送検され、今月15日付けで罰金50万円の略式命令を受けました。

八戸市は、この男性職員を27日付けで停職5か月の処分にしました。

八戸市は、「職員に規律を守ることを徹底させ、再発防止に取り組んでいく」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/aomori/20190227/6080004013.html