茨城県常陸大宮市は28日、保護者から徴収した教材費など約80万円を着服したとして、市内の放課後児童クラブで会計簿の管理をしていた臨時職員の女性(58)を懲戒免職処分にした。また、管理監督者の市保健福祉部長ら2人を厳重注意とした。

 同市によると、平成23年度から30年度までの間に、保護者から預かった現金の一部を洗剤やシャンプーなどの私物の購入に充てたという。女性は事実を認めており、全額を返還した。

 三次真一郎市長は「二度とこのようなことが発生しないよう再発防止に全力を尽くし、市民の信頼回復に努める」とするコメントを発表した。

https://www.sankei.com/affairs/news/190228/afr1902280033-n1.html