https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190228/k10011831391000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_068

吹きつけるだけ 食器洗剤の新商品 共働きニーズ取り込みへ
2019年2月28日 17時43分

洗剤を食器に吹きつければ、こすらなくても油汚れなどが落ちるという洗剤を外資系の大手メーカーが開発しました。家事にかける時間を短縮したいという共働き世帯のニーズの取り込みを図ることにしています。

この洗剤は大手生活用品メーカーの「P&G」が開発したもので、28日発表しました。

薬剤の配合を変えることで従来のものよりも洗浄力を強めていて、食器やフライパンに洗剤をスプレーで吹きつければ、早ければ数十秒で油汚れなどが落ちるということです。

しつこい汚れはスポンジなどでこする必要がありますが、基本的には水ですすぐだけでよいとしています。

この商品開発の背景には、共働き世帯の増加で家事にかける時間を短縮したいというニーズの高まりがあるということです。

P&Gの日本法人で執行役員を務めるヴィリアム・トゥラスカさんは「食事に関わる家事の中で、これまで食器洗いが最も時間を短縮できていなかった。今後も消費者の生活を楽にできる商品を開発していきたい」と話していました。

食器用洗剤の分野では、大手メーカーの「花王」もスプレー式の商品を売り出すなど、このところ家事の“時短”につながる商品の販売が相次いでいて、新たなニーズを取り込もうという動きが活発になっています。
(リンク先に続きあり)