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2019/03/01(金) 04:14:10.01ID:WCyb7C6I9米ＧＤＰ 去年10〜12月は＋2.6％ 前期比で伸びが鈍化
2019年2月28日 22時46分株価・為替
アメリカの去年10月から12月までのＧＤＰ＝国内総生産の成長率が発表され、年率に換算した実質でプラス2.6％と、前の３か月と比べて伸びが鈍化しました。米中の貿易摩擦が長期化している影響などによって景気の減速が懸念されています。
アメリカ商務省が、政府機関の一部閉鎖の影響で、およそ１か月遅れて28日、発表した去年10月から12月までのＧＤＰの成長率は、年率に換算した実質で、前の３か月に比べてプラス2.6％となりました。
項目ごとに見ると、ＧＤＰのおよそ７割を占める個人消費はプラス2.8％と、前の３か月と比べて伸びが鈍化しました。
住宅投資はマイナス3.5％と４期連続のマイナスとなっています。
一方、企業の設備投資はプラス6.2％と、前の３か月から伸びが加速したほか、輸出はプラス1.6％とプラスに転じました。
アメリカのＧＤＰは、大規模な減税の効果によって、去年４月から６月がプラス4.2％、去年７月から９月がプラス3.4％と高い伸びが続いていました。
しかし、今回、伸びが鈍化したことから、去年１年間のＧＤＰはプラス2.9％となり、トランプ政権が目標としている３％の成長を下回りました。
アメリカ経済をめぐっては、中国やヨーロッパをはじめ世界経済の成長にブレーキがかかっているうえ、米中の貿易摩擦が長期化していることなどから景気の減速が懸念されています。
