※夜の政治

 自民党の岸田文雄政調会長は3日、新潟県十日町市で講演し、来年の東京五輪・パラリンピック後の日本の進むべき道として「持続可能性」をキーワードに掲げ、社会保障改革や財政再建などが必要との認識を重ねて示した。外交分野についても「日本がルールに基づき物事を決めていく秩序を作っていかなければならない」と語った。

 講演には、岸田氏率いる岸田派(宏池会)所属の水落敏栄参院議員=比例=も出席した。十日町市出身の水落氏は「安倍晋三首相の後の首相・総裁になってほしい」と訴え、新潟県内で岸田氏を支える個人後援会を設立する構想を披露した。岸田氏の後援会は地元・広島と東京以外に、沖縄、愛知、福井各県で設立されている。

https://www.sankei.com/politics/news/190303/plt1903030008-n1.html