三重県南部の熊野市から紀宝町の区間が、高速道路で結ばれることになりました。

 三重県南部を通る高速道路は現在、紀勢自動車道の勢和多気JCTから尾鷲北ICまでと、無料区間の尾鷲南ICから熊野大泊ICまでが開通しています。

 また尾鷲の区間と熊野大泊ICから熊野IC間は、建設に向け工事や用地買収などが進められています。

 国交省は近畿自動車道紀勢線のうち、事業化が決まっていなかった熊野ICから紀宝IC間のおよそ16キロと和歌山県新宮市のおよそ5キロの区間について、ルート選定や用地買収などに取り掛かると発表しました。

 開通により三重県最南端の紀宝町までの移動時間が大幅に短縮されるほか、海に近い場所を通る国道42号線が、台風や地震で寸断された場合の別ルートとなります。

3/1(金) 18:33
東海テレビ
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