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日本の時代遅れな取り調べは以前から国連で問題になってる

国連で「シャラップ」 日本の人権大使、対日審査で発言
https://www.nikkei.com/article/DGXNASGM14011_U3A610C1EB1000/

http://koike-sinichiro.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-99bb.html
ジュネーブの国連で拷問禁止委員会の第2回日本政府報告書審査が開かれた。
最終日の終了時間が近づいてきたころ、アフリカのDomah委員(モーリシャス最高裁判事)が、「(日本の刑事司法は)『中世』」とコメントした。

それまで、各委員から、取調べに弁護人の立会がないのはなぜか、と質問され、日本政府が、取調べの妨げになるからなどと答えたり、
取調べ時間が制限されていないという指摘にも、誠意をもった回答をせず…というように、日本政府が不誠実な官僚答弁に終始していたから、委員たちはいらだっていた。

そこで、Domah委員の「弁護人に取調べの立会がない。そのような制度だと真実でないことを真実にして、公的記録に残るのではないか。
弁護人の立会が(取調べに)干渉するというのは説得力がない…司法制度の透明性の問題。ここで誤った自白等が行われるのではないか。
…有罪判決と無罪判決の比率が10対1(㊟1000対1の間違い)になっている。自白に頼りすぎではないか。これは中世のものだ。中世の名残りだ。
こういった制度から離れていくべきである。日本の刑事手続を国際水準に合わせる必要がある。」と、ズバリとメスを入れたコメントになったのだと思う。

これに対して、過敏な反応をしたのが、最後に日本政府を代表して挨拶した上田人権人道大使だった。
「中世」発言について、大使が、「日本は、この(刑事司法の)分野では、最も先進的な国の一つだ」と開き直ったのにはびっくりした。
当初、同時通訳が「日本は最も先進的な国だ」と訳し、あわてて、「最も先進的な国の一つだ」と言い直した。
会場の、声を押し殺して苦笑する雰囲気を見て感じたのか、なんと、大使は、「笑うな。なぜ笑っているんだ。シャラップ!シャラップ!」と叫んだ。
会場全体がびっくりして、シーンとなった。大使は、さらに、「この分野では、最も先進的な国の一つだ」と繰り返し、「それは、もちろん、我々の誇りだ」とまで言い切った。