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ストーンヘンジ研究で新発見、巨石の正確な採掘場所が判明
2019.03.04 Mon posted at 17:00 JST

ロンドン(CNN) 英イングランド南部ウィルトシャーにある古代の巨石遺跡「ストーンヘンジ」について、使用された岩石の採掘地と運搬の経緯に関する新たな研究結果が、このほど学会誌に掲載された。

研究にあたり、地質学者と考古学者12人が英国全域から集結。5000年前に作られ始めたとされるストーンヘンジのうち、比較的小さい岩の一部について、ウェールズ西部にある2つの石切り場から運んだものだということを突き止めた。
ストーンヘンジから240キロほども離れたこれらの石切り場からは、石でできたくさびなど岩石の採掘作業が行われていたことを示す揺るぎない証拠も見つかったという。

ストーンヘンジの巨石と石切り場の岩石を照合するため、研究チームは数百のサンプルを粉末状に砕き、X線による分析などを通じて科学的検証を行った。
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