てんかん発作で5人死傷事故、被告に懲役7年
1 時間前
https://www.yomiuri.co.jp/national/20190306-OYT1T50135/

 大阪市生野区で昨年2月、重機を運転中にてんかん発作を起こして歩道に突っ込み、児童ら5人を死傷させたとして、自動車運転死傷行為処罰法の危険運転致死傷罪などに問われた元土木会社社員、佐野拓哉被告(36)の判決で、大阪地裁(渡部市郎裁判長)は6日、同罪の成立を認め、懲役7年(求刑・懲役10年)を言い渡した。

 判決によると、佐野被告は昨年2月1日夕、道路工事のためショベルカーを運転中、てんかん発作で意識を失って5人をはね、下校中の大阪府立生野聴覚支援学校小学部5年の井出安優香
あゆか
さん(当時11歳)を死亡させ、児童と教諭計4人に重傷を負わせた。
 公判で弁護側は「発作はなかった」として危険運転致死傷罪の成立を否定していた。