日本でてんかん持ちが合法に運転するのは、実は既に世界一厳しい。
きちんと病院に通って2年間の無発作を確かめてからでないと許可が下りない上、中型、大型とか二種と言った仕事で乗るようなのは基本的に不可となる。
ちなみにこうして許可されたてんかん患者の事故率は、十分気をつけることもあってか一般人よりむしろ低いレベルになる。

というわけでてんかんで事故を起こすというのは、病院に行ってしまうと運転が禁止されると恐れる患者が病院に行かず従って薬も飲まずに発作を起こすか、嘘をついて運転を続けて発作を起こすかのどちらかであることが非常に多い。

つまり、きちんとしたてんかん患者が運転するためのハードルを上げたところで無意味、ということ。