交番襲撃の元自衛官起訴へ、富山
地検、責任能力問題なしと判断
2019/3/8 02:00
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 富山市の交番で昨年6月、警察官が刺殺、奪われた拳銃で警備員が射殺された事件で、精神鑑定中の元自衛官島津慧大容疑者(22)について、富山地検が勾留期限となる15日にも、強盗殺人罪などで起訴する方向で調整していることが7日、捜査関係者への取材で分かった。鑑定医が刑事責任能力に問題がないとの判断を示しているという。

 捜査関係者によると、島津容疑者はこれまでの調べに「拳銃を奪う目的で警察官を殺害した」「警察官と見間違えて警備員を撃った」などと供述、容疑をおおむね認めていた。鑑定留置終了後、富山県警や地検は動機などについて詰めの捜査を進める。