0001猪木いっぱい ★
2019/03/08(金) 19:27:39.97ID:HRQ36jXZ9全国の国公私立57校を対象とした「全国高専デザインコンペティション」(通称デザコン)の「AMデザイン部門」で、津山高専機械工学科4年井上花菜さん(19)が最高賞の最優秀賞(経済産業大臣賞)に輝いた。同高専によると、同高専の学生がデザコンで入賞したのは初めて。
デザコンは、デザインを通じたものづくりの発表の場を設けようと2004年から開催。「構造」「空間」など全5部門で、15年に新設された「AM(Additive Manufacturing=付加価値製造)」は3Dプリンターを用いた技術を競う。
今回は「スポーツ支援アイテム開発」がテーマで、応募した18校25チームのうち書類審査により8校9チームが、昨年11月に北海道釧路市で開かれた最終審査に出場。実物の作品を紹介するプレゼンテーションとポスター発表が行われ、新規性・独創性、実用性など5基準で審査された。
井上さんが提案したのは、卓球の手首を固定して打つショットの上達を補助する「Tリーグファン養成ギプス」。高専入学後、卓球を始めた井上さんが打ち方の習得に苦労した経験から考え、卓球の新リーグ「Tリーグ」のファン増加の願いも込めて命名した。3Dスキャナーで自らの手首の型を取って試作品を作り、3Dプリンターで成形する際に割れにくいよう工夫を凝らしながら完成させた。
最終審査では、プレゼンテーション力や目の付け所などが高く評価され、頂点に立ったという。将来は設計関係の仕事に携わるのが目標で「受賞できてとてもうれしい。もっといいものづくりができるよう頑張っていきたい」と話している。
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