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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190310/k10011842481000.html

国の重要文化財で、北九州市にあるJR門司港駅が大正時代の姿に復元されて、10日、全面開業し、大勢の人でにぎわっています。

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JR門司港駅の駅舎は大正3年に建てられた木造2階建ての洋風建築で、駅舎として初めて国の重要文化財に指定されましたが、老朽化に伴い、建設当時の姿に復元する工事が進められてきました。

およそ6年半の改修を経て、10日、全面開業を迎え、記念の式典でJR九州の青柳俊彦社長は「すばらしい駅舎が復元されました。これからも末永く愛される駅舎になることを願っています」とあいさつしました。

そして、駅の構内では、出発の合図としてかつて使われていた鐘が打ち鳴らされたあと、記念の列車が出発していました。

以前、JR門司港駅で働いていたという70代の男性は「きれいになった駅舎の姿を見ることができてよかった。もっと、たくさんの人が集まる駅になってほしいです」と話していました。