兵庫県警のウェブサイトが、利用者に告知なくGoogleアナリティクスを導入していたことが判明し、ネットで話題になっている。

Googleアナリティクスは、Cookieを使ってデータを取得していることをプライバシーポリシーに明記しなくてはいけないと利用規約で定めている。兵庫県警のウェブサイトではこれを行っておらず、利用規約違反の状態にあったというわけ。
ネット上でこれらの噂が広まったためか、現在はGoogleアナリティクスのコードは撤去されているが、2月以前の同サイトの魚拓を見ると、確かに「UA-76283982-1」というトラッキングコード入りでGoogleアナリティクスのソースコードが貼り付けられているのが確認できる。
先日、JavaScriptでポップアップメッセージを無限に表示するページのURLを貼った女子中学生を補導して物議を醸した兵庫県警だが、今回はさすがに間が悪かったようだ。ちなみにほかの都道府県の警察でも同様の事例があり、ネットでは有志による調査が行われている。

『兵庫県警が利用者に黙ってGoogle Analyticsを使ってJavaScriptで個人情報をGoogleに取得させている。不正なプログラムを仕込んでいる』とネットユーザが指摘→GAのコードが全ページから削除されるおもしろ展開に(Togetter)
https://togetter.com/li/1326355

御社サイトのプライバシーポリシーは新GAに対応済み? 5月までに必ず確認しておきたい変更点[番外編] | 衣袋教授の新・Googleアナリティクス入門講座(Web担当者Forum)
https://webtan.impress.co.jp/e/2017/04/20/25506

Nickさんによる調査ツイート(Twitter)
https://twitter.com/takemotonoriaki/status/1103996701528842240

Impress
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/1173873.html
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)