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2019.02.04 森下丈二氏記者会見「IWC脱退と捕鯨の今後」
https://fpaj.jp/topics/pressreport/8296/

○佐久間淳子 
ブラジルでも議長をなさっているところを拝見しておりました。
日本周辺のミンククジラの系群は2つだというのが日本の学者の分析だと。
他の科学者によれば13のところもあるというお話でした。
少ないほうのJ-Stock、日本海系群の調査、研究はこれからどのくらい進めるんでしょうか。
それとミンククジラの捕獲枠をこれから設定すると思うんですけど、J-Stockと0-Stockと分けて設定すると、どのくらいの数になるんでしょう。

○森下丈二 
今、計算中だということは申し上げられます。
「数はいくらです」ということになると、明日の1面はえらいことになりますんで。
実際に出ているかどうかは言いません。
捕獲の対象は0-Stock、太平洋側です。
J-Stockは対象にしません。
J-Stockの資源量についても意見の違いはありますが、今回の商業捕鯨再開で対象にするのは太平洋側のミンククジラだけになります。
時期的に網走の沖だとか、場所によってはJ-Stockが混在する可能性もわれわれは知っています。
どのくらいの割合で混在するかもデータがあります。
ですから、それを見ながら、漁期だとかタイミング、あるいは海域を調整しながら、J-Stockは獲れないようにという管理を行っていきます。

○佐久間淳子
確認です。網走ではやらないということですか。

○森下丈二 
いいえ。そこは今言えませんけど、網走でも獲り分けは可能です。

○佐久間淳子 
目視で見分けがつくということですか。

○森下丈二 
違います。