https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-12/PO8DJH6TTDS101?srnd=cojp-v2

日産・ルノー・三菱自が新会議体、合議制に−ゴーン体制決別へ

鈴木偉知郎、馬杰
2019年3月12日 16:40 JST
更新日時 2019年3月12日 19:30 JST
→ウィンウィンで本当の対等な関係を−3社首脳が日産本社で会見
→ルノー会長は会議体の議長に、「日産会長になろうと思わない」

日産自動車と仏ルノー、三菱自動車は12日、3社連合(アライアンス)の戦略を担う新たな組織「アライアンスオペレーティングボード」を設立すると発表した。カルロス・ゴーン前会長が強い権限を持って主導してきたアライアンス体制から決別し、3社のトップで構成する新たな会議体によって意思決定する仕組みへと改める。

  アライアンスボードは、日産の西川広人社長兼最高経営責任者(CEO)、三菱自の益子修会長CEO、ルノーのジャンドミニク・スナール会長とティエリー・ボロレCEOの3社トップ4人で構成する。ボードの議長はスナール会長が務める。4人は同日夕、横浜市内の日産本社で共同会見を開き、方針を説明した。


  会見でスナール会長は「さらに新しいステップに踏み出す。アライアンスの新たなスタートだ」と述べた。その上で「瞬時に大きく効率性を上げていきたい」として「大きく組織を簡略化する」との考えを示した。日産の西川社長は「名実ともに対等な関係でアライアンスを運営する」と語った。
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