>>727
にもかかわらず、ある日 家に警察が来た。
「こんな子」だから〜とお目こぼしいただいたが、恥じ入るばかりの母
女性の後を追いかけた〜万引きをした〜陳列したお菓子を食べた〜いろんなことがあった。

警察が来ても施設の担当者が来ても、父親は出てこようともしない。
いつからか、夫が仕事が忙しいと言って息子を無視し始め、夫の親せきも、存在を無視した。
この子が生まれたときの「みんなで頑張ろう」という 温かい励ましは 嘘だったんだ。

孤独な戦いの中で母親はすべての責任を負わされたかのように重くなる一方だ
年とともに、息子が暴れても抑える力がなくなっていく自分とどんどん青年の力を持つ息子。
力ではもう抑えることができない。

もう限界と、無力な自分を思い知る。
同時に張りつめていた思いが途切れたせいか?病気をした。

入院したらこの子が〜と思うと、つい先延ばしにして悪化してしまった。
自分が寝込んでも何もできない息子
そんな二人を恨めしげに見て舌打ちする夫。