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あのね、科学の進歩は人間が生きるためにあったものじゃない。

ただ単に飯食って寝るだけなら動物と同じでよかったの。

例えば「時」という概念は宗教から産まれた。

祈りの儀式のために必需だったのだよ。

そして時を知るために天体を利用し、そこから「地球」「宇宙」という発見をする。

そして時を利用し、「農耕」が産まれ、天候に左右されるためにこれまた祈りの儀式のために建築や土器や飾り物といったものがどんどん進歩していった。

今もそうだ。

単に便利になるためだったらある程度の科学技術でおなかいっぱい。

「神とはなにか?」「生きるとはなにか?」「幸福とは?」「死後の世界は?」という探求心から人類は現在進行形で進歩いている。

そもそも宗教というものが「人間の神髄」なのだよ。

まさに「神」が人間の生きる原動力になっている。