レーダー照射事件に関しては
国民の反応は良い物だったと思うのだけどね。

自国の軍が他国の軍から銃口向けられても国民が反応しないような国では
日本が仮想敵国、またはそれに準すると想定している国から考えて
反応がないのなら問題がないのだろう。弱い反応なら打ち消せば済むのだろう。
そんな誤った認識を招いてはいなかっただろうか?

同盟国の人間であるがケントギルバートがこう言ってた。
アメリカが日本に強い要求をする。日本は受け入れる。
渋々なのだろう。アメリカの要求には世界中どこも同じ反応をする。
しかし驚くことに次、要求ある前に、日本は先に申し出てくるというのだ。
どういうことだろう?先に自ら協調すれば関係が和やかに進むであろうと
つまり忖度してるのである。
しかしアメリカ人の感覚からすれば忖度なんて感覚は理解不能だと。
へりくだって来てるのなら、それは日本が自ら望んでやっているのだろうと解釈するのだと。

なのでプーチンは北方領土交渉の後、会見で
日本には主権がない。このように発言をしたが
それは日本がアメリカの顔色ばかり伺った交渉の進め方をすることに
ロシアは強い反発を感じたゆえの発言なのだろう

ケントギルバートはそれに対して、領土交渉など事後報告で良いんだと
もう決めてしまったときっぱりアメリカに言えば良い
アメリカが本当に望む同盟国は自主性のある独立した国家だと。

同盟国と言えど日米でもこれだけ国民意識は異なるのだ
韓国も同盟国であるが、自国の軍が銃口を向けられたなら
相手に謝罪を要求する姿勢が国民から湧き上がらなくて一体、相手はどう受け取る?
正しいメッセージを他国に送ることも重要な安全保障の一部である。
自分はそのように感じるね