「製造せず」で異常事態に…金沢など6市町の小中学校105校の給食 4月から『パン』消える
03/15(金) 19:11配信
http://www.ishikawa-tv.com/news/itc/00219527/

 4月から金沢市や野々市市の小中学校で給食から、『パン』が姿を消すことになりました。

(リポート)
「石川県内の給食で提供されるパンの4割ほどを製造していたこちらの工場ですが、建物と土地が買い取られ製造の継続が難しくなったということです」

 給食のパンでは石川県内トップシェアを誇っていたメーカーが、去年11月の競売で土地と建物の所有権を別の事業者に譲渡。譲渡先の事業者がパンを製造しないため給食から「パン」が消えることになったのです。

 パン給食が無くなるのは金沢市や野々市市などあわせて6つの市と町の105の小中学校です。金沢市内の小学校ではパンを惜しむ声も…。

児童:
「(Q.パンとご飯どっちが好き??断然パンです。パンが食べられなくなるのはつらい」
「焼きそばをはさんで食べたり、肉が出たらハンバーガーにして食べたりしています。そういう(食べ方)を見つけるのも給食の楽しみだと思うので、それがなくなるのはちょっと悲しい…」

 県学校給食会では新しい業者の選定を進めていますが、当分の間は“米飯給食”が続きそうです。