https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190318/0027022.html

女児死亡父親強要容疑で再逮捕へ
03月18日 06時27分

千葉県野田市で小学4年生の女の子に暴行を加えて死亡させたとして41歳の父親が傷害致死などの罪で起訴された事件で、父親がことし1月に女の子を自宅で長時間立たせ続けるなどしたとして、警察が18日にも強要の疑いで再逮捕する方針を固めたことが、捜査関係者への取材で分かりました。

ことし1月、千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さん(10)が自宅の浴室で死亡しているのが見つかった事件では、父親の勇一郎容疑者(41)が冷水のシャワーを顔に浴びせ続けるなどの暴行を加えて死亡させたとして傷害致死などの罪で起訴され、心愛さんが一時保護される前のおととし11月に頭や顔を殴るなどしたとして、今月暴行の疑いで逮捕されました。

警察はさらに押収したスマートフォンの記録を分析するなど捜査を進め、ことし1月上旬に、勇一郎容疑者が自宅で心愛さんを長時間立たせ続けるなどしたとして、18日にも強要の疑いで再逮捕する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。

勇一郎容疑者の逮捕はこれで4回目で、警察は心愛さんが日常的に虐待を受けていたとみて詳しく調べています。